理論と感性を磨く

理論と感性はデザインを作る上でどちらも大切な要素です。
例えば集客用のA4チラシの場合
オモテには感情に訴えかけるデザインを施しウラ面にはその根拠となる説得力を持たせるデザインをします。
雑誌の売り上げは表紙で決まる
Youtubeの再生回数はサムネイルで決まる
というのは有名な話で何か琴線に触れることが大事なのです。
その二つをどうやって磨いていくか
理論は本や動画でほとんど学べますが、肝心なのは感性です。
これは自分が実際の消費者になり体験することです。
その立場になってみないとわからないことがたくさんあります。
ふらっとに自分が感情を動かされる場面を探します。どうしても体験できないことについてはそれを体験している人に話を聞くことです。
デザインをしていると、『デザイナーはアーティストではない』
と言う考え方がありますが、私はそうは思いません。
理論は大事です。ですがやはり心に響くアートな部分で唯一無二のものができると思います。
人間は感情を持つから。どちらも同じくらい大事。
本屋でも見る場所はデザインの本ばかりではありません。
どこでどういう発見があるかわかりませんから
お客さんが普段見ているだろうコーナーも片っ端から見ます。
また、ミュージカルや舞台、食事、旅など5感を磨けるところにも赴きます。
理論は学べばわかります。
唯一無二の世界観で差が出てくるのは感性の部分だと思います。